産官学・共同研究部門

T-PIRC

当センターが有する研究・技術シーズを社会に還元するために国内外の関係機関や民間企業と連携して、植物を利用したヒトの健康増進に資するバイオマテリアル生産技術の開発や高付加価値野菜のスマート生産システム開発のような、事業化につながる、事業化に必要な多面的な研究開発を要する課題に取り組んでいます。

つくば機能植物イノベーション研究センター(T-PIRC)は、植物遺伝子研究で高い実績を有する遺伝子実験センター、フィールドを生かした農業生産の先端研究に取り組む次世代農業研究部門(T-PIRC農場)の機能と世界最先端の研究実績を誇る産官学の研究機関が集積するTsukubaの立地を最大限に生かし、循環型「基礎-応用-開発」研究を通じた“シームレスなイノベーション創出”と“空間共有型産官学協働研究体制の構築”を目指しています。

T-PIRCで現在行っている特別共同研究事業

インプランタイノベーションズ植物バイオ共同研究事業(H27.10~)
【主な研究内容】
遺伝子組換え技術により作出されたミラクリントマトや青紫色コチョウランなどの事業化研究
【トピック】
ミラクリントマトが“つくば国際戦略総合特区事業”の9番目のプロジェクト“植物機能を活用したヒトの健康増進に資する有用物質生産システムの開発事業化(事業期間H29-H32)”に指定。
トーヨーエネルギーファーム次世代野菜共同研究事業(H28.04~)
【主な研究内容】
機能性を高めた次世代トマトの事業化研究
【トピック】
「平成29年度「知」の集積と活用の場による研究開発モデル事業」((国研)農業・食品産業技術総合研究機構生物系特定産業技術研究支援センター)に”高付加価値野菜品種ごとに適した栽培条件を作出できるAI-ロボット温室の開発(事業期間H29-H32) ”が採択され、企業5社及びサイバニクス研究センターと共同開発を推進中。
BASF新規遺伝子組換え作物環境影響評価手法開発共同研究事業(H29.10~)
【主な研究内容】
遺伝子組換えナタネの生物多様性影響評価に必要な情報の収集および隔離ほ場試験

T-PIRC Industrial Zoneについて

 つくば機能植物イノベーション研究センター(T-PIRC)では、筑波大学中地区の区画造成により、ミラクリントマトの生産実証施設や遺伝子組換えナタネ隔離圃場等の整備を集中的に進めています。
 当該区画は、T-PIRC Industrial Zoneと命名され、今後のT-PIRC発のイノベーション創出および競争力ある研究開発成果の迅速な社会実装につなげていく拠点として、新たな産学連携研究の誘致も視野に入れた活用が期待されています。