Tsukuba Global Science Week 2018(TGSW2018)にてT-PIRCシンポジウムを開催

 平成30年9月20日、つくば国際会議場 中ホール200にてTGSW2018のメインセッション「T-PIRCシンポジウム:次世代食料システム開発による持続可能な未来に向けて」が行われた。シンポジウム冒頭では、江面T-PIRCセンター長の挨拶、永田学長の挨拶につづいて、TGSW2018のオープニング総会で講演を行った国際連合食糧農業機関事務局長補兼アジア・太平洋地域事務所(FAO-RAP)代表のKundhavi Kadiresan氏による挨拶があった。

 今年のシンポジウムは、サブセッションI:「将来の食糧安全保障に向けた植物の成長可塑性の理解」、サブセッションII:「農業 X ICTがつくる未来型食料生産システム」とし、サブセッションIIIでは、遺伝子研究とフィールド研究を融合する目的として、「遺伝子とフィールドをつなぐ学際的アグリゲノム科学の最前線」について、各招聘者から興味深い講演があった。

 それぞれの講演発表後は、多くの参加者からの熱心な質疑による議論がなされ、関係する教職員や学生が持つ本シンポジウムへの関心の高さを示した。また、サブセッションIIIの融合領域では、高度な情報利用による新規性のある研究内容が紹介され、遺伝子研究とフィールド研究の統合化による今後の新たな研究展開が期待されるシンポジウムとなった。


    江面T-PIRCセンター長の挨拶           永田学長の挨拶


  Kundhavi Kadiresan氏(FAO-RAP)の挨拶      主要関係者による記念撮影


             中ホール200での講演発表の会場風景

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