イネの生育経過とイネ遺伝資源の保存

 筑波大学T-PIRC農場では、早場米として8月のお盆前の収穫を目指して、茨城県が育成した品種「一番星」を令和3年4月6日に田植えを行いました。6月1日現在、順調に分げつが進んでおり、カスミ等で購入される消費者へ安心してお届けすることが出来るように丁寧に管理しています。

 また、今年4月16日に茨城県が育成した品種「ふくまる」、4月26日に農研機構が育成した品種「にじのきらめき」を多くの大学院生や学類生の見学参加のもと、ドローンによる散播を行いました。今年度は、消毒のみを実施した無催芽籾を使用し、低コスト・省力農業への提案として農作業の省力化や経費削減を目途に行いました。今後順調に生育し、変わらぬ美味しさが得られることを期待しています。

 さらに、筑波大学では、教育や研究のために、他ではなかなか手に入らない品種を栽培して、貴重な遺伝資源保存も行っています。

茨城県オリジナル品種「一番星」

ドローンで散播された「にじのきらめき」

遺伝資源保存品種


 
 

 

 

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