駐日ボスニア・ヘルツェゴビナ共和国特命全権大使一行がT-PIRC(農場)を視察

6月18日(金)Sinisa BERJAN(シニシャ・ベリャン)駐日ボスニア・ヘルツェゴビナ共和国特命全権大使一行が永田恭介学長、ベントン キャロライン副学長(国際担当)等を表敬訪問しました。
表敬訪問の後、大使一行はつくば機能植物イノベーション研究センター 次世代農業研究部門(T-PIRC農場)を視察しました。T-PIRC農場では、先ごろ、ゲノム編集技術によって開発され、新品種として承認されたGABA高含有トマトの温室での栽培風景を視察し、さらに同トマトを試食されました。引き続き、遺伝資源保存の観点から数十品種ものイネが作付けられた水田と開学以来同じ管理環境として長期連用施肥試験を行っている水田を見学されました。
視察に同行した福田直也次世代農業研究部門長からは、日本で初めてGABA高含有トマトが、T-PIRCにおいてゲノム編集技術で作出されたこと、そして同トマトが新品種として一般圃場における生産が認められたという、研究成果を社会実装した実例であることが説明されました。

大学のホームページにもアップされました。
https://www.tsukuba.ac.jp/news/20210621095654.html

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