開発途上国の農業開発課題の解決のために~JIRCASとJICAとICTの活用にかかる共同事業を開始

2021年5月、国立大学法人筑波大学つくば機能植物イノベーション研究センター(T-PIRC)は、国立研究開発法人国際農林水産業研究センター(JIRCAS)と独立行政法人国際協力機構(JICA)筑波と共同研究契約を締結し、ICTの活用にかかる共同事業をスタートしました。

 開発途上国の農村地域では、農業生産性や農産物付加価値などの向上による農家の所得増加が求められていますが、そのための対策の一つとして、農業従事者に対する正しい営農知識や技術の普及、栽培技術の一般化と継承が必要とされています。
 現在、情報・通信技術の急速な発展により、育種、農業生産、加工・流通、消費などフードバリューチェーン各行程におけるスマート技術の導入が急速に進んでおり、COVID-19禍の影響でその必要性はさらに高まっています。

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